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コロナ感染が狂わせた2022年 木下彩が“アルバトロスまで50センチ”の一打で来季へ前進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 若林舞衣子 -10 2 木下彩 -8 3 浜崎未来 -7 4 フェービー・ヤオ -6 荒川怜郁 -6 照山亜寿美 -6 仲宗根澄香 -6 8 藤本麻子 -5 脇元華 -5 平岡瑠依 -5 順位の続きを見る

スーパーショット締めで木下彩がレギュラーツアーへ大きく前進した

スーパーショット締めで木下彩がレギュラーツアーへ大きく前進した(撮影:福田文平)

<JLPGA ファイナルQT 2日目◇30日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6442ヤード・パー72>

2021年に行われたQTを9位で突破。今年1年間をレギュラーツアーで過ごしたが、「チャンスを生かせなかった」という悔いが残る。黄金世代の木下彩は「来年もツアーに出られるように」と臨む舞台で、強風のなかトータル8アンダーまでスコアを伸ばした。

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初日から2つ伸ばして迎えた最終18番パー5。残り215ヤードの2打目、7番ウッドでのショットがフォローの強い風にも乗り、ピン50センチについた。あとわずかでアルバトロスという会心の一打。「完璧。左の傾斜できれいに寄っていって、入るかなと思ったくらい。最高です」。楽々のイーグル締めで、首位と2打差の2位まで浮上した。

今年4月の「フジサンケイレディス」では最終日最終組のひとりとして、優勝争いに加わった。結果は6位タイで初優勝を逃したものの、第1回リランキングを15位で突破。初シードに向け、突き進んでいくつもりだった。しかしその勢いを止めたのが夏場に感染した新型コロナウイルスだった。「治ってからも1、2カ月はずっとだるさが残って、感覚も戻らず、調子が上がらなかった」とかみ合わない日々を過ごすことになる。

それでも終盤ころになると、徐々にショットの状態が上向きに。さらにゴルフを始めた時から“コーチ”を務める山口県在住の祖父・宏さんのもとを3年ぶりに訪れ、プレーを見てもらったことも転機に。「低い球を打っていったほうがいい」というアドバイスが授けられ、それが「ハマった」という感覚を得た。

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