「高い壁だったなあ」 上田桃子は今季もメジャー制覇ならず…53回目の挑戦も不発 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 山下美夢有 -15 2 勝みなみ -15 3 菊地絵理香 -13 4 渡邉彩香 -11 吉田優利 -11 西村優菜 -11 イ・ミニョン -11 8 セキ・ユウティン -9 三ヶ島かな -9 10 藤田さいき -7 順位の続きを見る
上田桃子はまたしてもメジャー制覇ならず(撮影:佐々木啓)
<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇27日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6487ヤード・パー72>
プロ18年目、ツアー通算16勝。“国内メジャー制覇”を目標に掲げる上田桃子は、今季優勝者とメルセデス・ランキング上位者しか出場できない4つ目のメジャーとなる最終戦に臨んだが、またしてもその願いはかなわなかった。
今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は節目ともいえるメジャー大会“50回目”。それに合わせるかのように「バチバチ優勝は意識している」と照準を当てたが、初日に「76」と出遅れると27位タイ。そして今季2つ目の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」は6位タイ、3つ目の「日本女子オープン」は9位タイの好発進だったが、そこからの失速でそれぞれ19位タイ、22位タイで終えていた。
そして今大会では「69」の10位タイからスタートしたが、その後は伸ばしあぐねて25位タイ。優勝争いすら叶わず、「ぜんぜん争える位置にいなくて、寂しい気持ちでプレーすることになって、きつかった」と振り返る。
「高い壁だったなあ、ってあらためて感じた」。毎試合、メジャー大会に向けて準備を進めていたものの、“優勝”の二文字がつかめなかった。試行錯誤しながら取り組み、真正面から挑んだがその壁は「正面から跳ね返ってきた」。その結果だけを踏まえて「悔しい」という感情的な気持ちになるのではなく、ただ「現実を突きつけられた」とさらに厳しい言葉が口をつく。
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