リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 Ｃ・キム -32 2 岩崎亜久竜 -26 3 池田勇太 
-24 4 朴相賢 -23 5 小平智 -22 6 今平周吾 
-21 宋永漢 -21 8 堀川未来夢 
-19 星野陸也 
-19 J・デロスサントス -19 順位の続きを見る
最後もカッコよくバーディ締め（撮影：鈴木祥）
＜カシオワールドオープン 最終日◇27日◇Kochi黒潮カントリークラブ（高知県）◇7335ヤード・パー72＞
神がかった異次元のゴルフだった。2位と1打差の単独首位から出たチャン・キム（米国）は、10バーディ・ボギーなしの「62」をマーク。トータル32アンダーまで伸ばして、2位の岩崎亜久竜に6打差をつけて逃げ切り。昨年の「[158センチの賞金王]()
後続が伸ばしても、伸ばしてもチャンの背中は見えてこない。前夜に国内ツアーの72ホールの最多アンダーパー記録が28アンダーと記事を読んで知った。「今日は30アンダーまでいけるといいな」と思ってスタートした。
前半で4つ伸ばして折り返し、14番パー4でこの日7つ目のバーディを奪って29アンダーとすると、「15番ではチャンスを外して悔しい思いをした。16番でバーディを取れて30アンダーになったところでプレッシャーがかなり減りました」と優勝と記録更新を確信。17番、18番も連続バーディ締めで前人未踏の32アンダーをマークした。4日間で2イーグル・30バーディ（2ボギー）を奪い「素晴らしい気分」と笑顔を見せた。
初日から「64」、「66」、「64」ときて最終日に「62」。この4日間のスコアの要因については「正直自分でもわからない」と驚き顔。「今週はパターを替えたけど、何かを替えたからといって毎週できるかというとそうでもない。本当にこのスコアには驚いている」と話した。ショット、パットすべてがかみ合ったとしかいえない。来月には結婚式を控えるチャンに神が送ったプレゼントのような4日間だった。
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