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9年連続の鈴木愛「不本意」、12年連続の申ジエ「寂しい」 “未勝利”で迎える最終戦 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

もうシーズン最終戦 鈴木愛の心境は?(撮影:佐々木啓)

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 事前情報◇23日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6487ヤード・パー72>

初出場の選手が6人とあらたな顔ぶれも多いなか、鈴木愛は9年連続9度目の出場を迎える。だが、今季優勝者、メルセデス・ランキング上位者のみが出場できるこの最終戦で、鈴木の出場資格は『メルセデス・ランキング23位』。15年、20年(統合となった21年に勝利を挙げるのだが)に続いて、自身3度目の“未勝利”での参戦となった。

先週の名勝負をプレイバック【写真】

「今年は優勝できなかったので、それは不本意。最低3勝を目標にスイング改造に取り組んできたのに、思った以上に結果がでなかった。悔しい一年でした」

「アクサレディス」、「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」、「北海道meijiカップ」そして「大王製紙エリエールレディス」と、最終日に逃げ切りを図ったトーナメントも少なくはないが、いずれも叶わず。特に先週のエリエールレディスでは、藤田さいきとの“マッチプレー”のような攻防戦を繰り広げたが、目の前で敗れた。「切り替わってはいますが、久しぶりの優勝争いだったので、ちょっとしか疲れが抜けていない」と、悔しさと疲労感をにじませる。

今シーズンを振り返っても「不本意」という言葉が口をつくが、この悔しさを糧にして、すでに来シーズンを見据えている。「先週のように調子を上げられたのは、来年に向けてモチベーションを高くできると思いますし、まだまだ活躍できるゴルフをできた。歳を重ねることでしかできないゴルフもあると思う」。プロになって10年目。14年の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で初優勝を遂げ、ツアー通算17勝。16年からは毎シーズン2勝以上を挙げて2度の女王戴冠を決めたが、昨シーズンは1勝のみ。そして今季はここまで未勝利と、本人としては納得のいかないシーズンとなっている。

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