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渋野日向子は米ツアー初年度を“反省”で締めくくり 「悪いとしかいいようがない1年」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 L・コ -17 L・コ -17 2 L・マグワイア -15 L・マグワイア -15 3 A・ノルドクビスト -14 A・ノルドクビスト -14 4 G・ホール -12 イ・ジョンウン6 -12 イ・ジョンウン6 -12 G・ホール -12 順位の続きを見る

渋野日向子が米国での1年を振り返った

渋野日向子が米国での1年を振り返った(撮影:ALBA)

CMEグループ・ツアー選手権 最終日◇20日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>

米国ツアー本格参戦1年目の渋野日向子のルーキーシーズンが終了した。ポイントランキング上位60人だけが出場できる最終戦を、トータル2オーバー・49位タイでホールアウト。「スタートからかなり悩まされた」という強風、そして雨のなかでの最終ラウンドは「76」とスコアを落とし、悔しさを残したまま米国での「めっちゃ早かった」2022年を終えた。

米1年目を終えた直後の渋野日向子は何を語った?【インタビュー動画】

トータル2アンダー・34位タイで最終日に入ると、スタートホールの10番では13メートルのバーディパットをねじ込んだ。だがその直後にトラブルが発生する。11番パー4でティショットを曲げ右のブッシュへ。さらにフェアウェイに戻した後の3打目が、グリーン右の池に消えた。結局ここを5オン2パットのトリプルボギーとし、一気にスコアをイーブンパーまで戻してしまった。

その後は15番パー4でカラーからの6メートルをパターで沈め再びアンダーに潜ったが、強いアゲンストが続くアウトコースの序盤で苦しむことになる。最難関の1番パー5、そして2番パー4で連続ボギー。「(後半は)かなり難しかった。1番から4番をどれだけ耐えられるかというなかでボギー、ボギーは落ち込みました」。思いとは裏腹の結果に肩を落とす。さらにシーズンを締めくくる最終9番もボギーに。「ミスも多かったので残念」と、晴れやかな気持ちでグリーンを降りることができなかった。

昨年12月に行われた予選会(Qシリーズ)を20位で突破し、今季の米国ツアーメンバー入りを果たした。4月の「ロッテ選手権」での2位や、8月の「AIG女子オープン」(全英女子)の3位など優勝争いにも顔を出し、来季のシード権も手にした。さらにこのエリートフィールドにも名を連ね、順調に結果を残したようにも思えるが、渋野の総括は「悪いとしかいいようがない1年。残念」だった。特に後半戦は好不調の波も激しく、「前半の貯金があったからよかった。来年はもう少し頑張らないと」という思いを強くした。

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