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バンカーの壁にべったり 渋野日向子が覚悟した“壁ドン”の一打 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 L・コ -13 2 キム・ヒョージュ -8 3 畑岡奈紗 -7 G・ドライバーグ -7 A・ノルドクビスト -7 N・コルダ -7 7 L・マグワイア -6 イ・ジョンウン6 -6 A・ヤン -6 10 キム・アリム -5 順位の続きを見る

“壁ドン”覚悟の一打でバンカーから脱出した渋野日向子

“壁ドン”覚悟の一打でバンカーから脱出した渋野日向子(撮影:ALBA)

CMEグループ・ツアー選手権 2日目◇18日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>

初日に2オーバーと出遅れ、2日目に挽回を期した渋野日向子は3バーディ・2ボギーの「71」とスコアをひとつ戻し、トータル1オーバーの45位タイで3日目に臨む。

“壁ドン”直前には大股スタンスもイメージ!?【写真】

強いアゲンストの風が吹きつける、1番から4番の難関ホールをどう乗り切るかがポイントだった。1番パー5では3打目を4メートルに寄せてバーディ発進。だが、2番パー4ではアゲンストのなか2打目を7番ウッドで打たされ、これがピンを大きくオーバーした。15メートル近い距離から3パットのボギー。「ロングパットが下手くそすぎる」と自戒のコメントを残したが、それでも2メートルほどのパーパットを沈め続け、流れを切らさなかった。

フォローの風となった6番パー5ではドライバーでフェアウェイを捉えると、ピンまで198ヤードの2打目を5番ユーティリティで2オンに成功。「乗ってくれてよかった。あの距離をユーティリティで打てるところまで飛んでいたのもよかった」とイーグルチャンスを演出した。ところが下り5メートルのイーグルトライは「下手くそすぎる(笑)」とカップをかすめずにオーバー。返しのパットを沈めたものの、スッキリしないバーディに表情は晴れない。

続く7番パー4では思いがけない一打を打たされる羽目になる。3番ウッドでフェアウェイに運ぶと、9番アイアンでの2打目は大きく左へ。グリーンを転がり、左バンカーに入った。「スコットランド(のコース)みたいな直角のところに行きやがって…」。ボールは高い壁にくっつくように止まっていた。

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