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馬場咲希はベストアマ受賞も悔しさ 次週は“激動の一年”の締めくくり「楽しい気持ちを忘れずに」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 山下美夢有 -12 2 岸部桃子 -11 3 上田桃子 -10 4 稲見萌寧 -9 5 上野菜々子 -8 川崎春花 -8 7 李知姫 -7 西郷真央 -7 原英莉花 -7 イ・ミニョン -7 順位の続きを見る

ベストアマ賞を受賞した馬場咲希

ベストアマ賞を受賞した馬場咲希(撮影:福田文平)

伊藤園レディス 最終日◇13日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

先週タイで行われた「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」を終え、すぐに今大会に臨んだ馬場咲希(代々木高2年)は、トータル2アンダー・30位タイでベストアマチュア賞を受賞した。

タイで撮影 馬場咲希のドライバースイング【動画】

「楽しむ」を目標にプレーした3日間だが、最後は左右に振られたピン、そして時折強く吹いた風に翻弄され、悔しさもにじませた。「ピンを狙おうとしても、なかなかいけなかった。池越えなどもあり、なぜか逃げる感じもあった。(ボギーを打った)17、18番も池から回したかったけど全然ダメでした」。失っても取り返すプレーで終盤までパープレーで粘っていたが、上がりの3連続ボギーに悔いが残る。

それでも馬場以外の4人のアマチュア選手がすべて予選落ちしていたこともあり、ベストアマ賞はガッチリと手中におさめた。「そこはうれしい。2日目まで頑張って耐えた部分もあった」と「69」、「70」で回った予選ラウンドなどうなずける部分もある。ただ「この風のなかイーブンで上がれたらいいと思ったら崩れてしまった。攻めきれずというところや、たくさんミスもあった」と、反省点のほうが本人にとっては印象に残ったようだ。

8月の「全米女子アマ」制覇から、高校2年生を取り巻く環境は大きく変わった。そんな激動の2022年の試合も、来週の「大王製紙エリエールレディス」で終わりとなる。ショット面には不安を残すが、「今の調子を改善するのは難しい」。修正はオフに「基礎的なところ」から固めるなど対応していくつもり。「とにかく楽しい気持ちを忘れず。(来週は)同い年の友達がキャディをやってくれるので、最後を楽しく締められれば」。例年、厳しい寒さのなかで行われる愛媛での4日間大会こそ、最高の笑顔で終えたい。(文・間宮輝憲)

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