
「一打で何百万変わってくんのや」蝉川泰果が初めて味わったプロとしての緊張感 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 堀川未来夢 -17 2 岩田寛 -15 出水田大二郎
-15 河本力 -15 5 池村寛世
-14 6 稲森佑貴
-13 7 永野竜太郎
-12 李尚熹 -12 9 H・W・リュー -11 大岩龍一
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蝉川泰果のデビュー戦は28位タイ 何を思った?(撮影:鈴木祥)
<マイナビABCチャンピオンシップ 最終日◇6日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>
プロデビュー戦Vを狙った蝉川泰果だったが、最終日は「69」で3つ伸ばすにとどまり、トータル7アンダーは28位タイと、思ったような結果にはならなかった。「予選通過はできたんですけど、優勝を期待されているなかで、こういう結果になってしまって悔しいなと思います」とプロ初戦を振り返った。
そんな蝉川が最後に魅せた。18番パー5のセカンドショットは残り163ヤードと得意のドライバーで稼いだが、目の前にある木がピンとかぶっていた。最終日のピンは右手前。少しでもショートすれば、池に入ってしまう。
木を避けて池が広がる右サイドからドローで打った球はグリーンの少し手前に着弾。ギャラリーからは「オォー!」と大きな歓声が上がったが、少し戻って今度は悲鳴に似た歓声に変わる。しかし、ボールはかろうじて止まり、再び大きな歓声となった。「普通あんなところで止まらないですよね。持っていますね」と本人はしたり顔だ。
「イーグル獲りたかったんですけど、ちょっと球が動きそうで怖かったので、早く打ちたかった」と、グリーンの手前のフェアウェイからのイーグルトライは、ショートして入らず。それでもバーディフィニッシュとして、大きな拍手に笑顔で応えた。「僕がギャラリーとして観に来ていた試合で、なおかつ去年はローアマを初めて獲れた試合。地元でもあるし、たくさんの声援もいただいたので楽しい試合でした」。
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