「100点のゴルフと運がいる」 西村優菜は予選会免除で米ツアー進出なるか | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

西村優菜が来季米ツアーへつながる“大一番”に挑む（撮影：ALBA）

＜TOTOジャパンクラシック 事前情報◇2日◇瀬田ゴルフコース北コース（滋賀県）◇6616ヤード・パー72＞

12月の予選会（Qシリーズ）に挑戦し、来季の米ツアー進出を目指す西村優菜に大きなチャンスがやってきた。今週開催のこの大会を制することができれば、144ホールにわたって行われる予選会を受けることなく、米ツアー出場権を得ることができる。

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そんな大一番を前にも西村は泰然自若。「気持ちはQシリーズに向けて準備しています。行きたくないことはないですよ」と2週間に渡る死闘ももちろん覚悟のうえだ。とはいえ、「もちろん今大会は1つのチャンスではあります。100点のゴルフと運がかみ合わないと難しいですが頑張りたいです」という気持ちも。厳しいことは承知の上だが、確率はもちろんゼロではない。

状態も上がってきた。「すごくいい感じではないですがショットのイメージと感覚のギャップは感じていません。この状態ならコースで修正しやすい」。原因が分からずショットの不調にあえいだ9月と比べれば雲泥の差。持ち味の1つであるコースでの対応力、修正力を生かせる調子まで仕上がってきた。

大阪生まれの西村にとって今年最後の関西での大会ということもモチベーションとなる。「関西の大会はやっぱり力が湧きますよね。今週は家族も来てくれます。それをプレーにつなげたいですね」。夢に向けた大事な72ホールがいよいよ始まる。