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144ホールの“死闘回避”なるか 勝みなみ「可能性はゼロじゃない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

“飛び級”での米ツアー参戦をにらむ勝みなみ 見据えるは優勝のみだ(撮影:佐々木啓)

TOTOジャパンクラシック 事前情報◇1日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

12月に行われる米ツアーの出場権をかけた予選会『Qシリーズ』に出場することを明言している勝みなみにとって、今大会は非常に大事な戦いとなる。

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『Qシリーズ』を突破するためには、過酷な戦いを乗り越えなければならない。勝は8月8日時点での世界ランキングで75位以内に入りファースト、セカンドが免除されてファイナルからとなるが、ここからが大変。2週間にわたる戦いは最初の1週目に72ホールを行い、ここで下位の選手はカットされて2週目の72ホールに挑む。合計144ホールの超長丁場だ。

ここで45位タイ以内に入れば、2023年シーズンの米ツアーにメンバーとして出場することが可能になる。ツアーの出場優先順位はこれにより決まり、だいたい20位までの選手はリランキングまでのほとんどの試合に出ることができる。昨年を例にすると、7位となった古江彩佳はほぼ全試合に、20位に入った渋野日向子は開幕戦ほか何試合かの出場権が降りてこない、限定的なものとなった。世界中から最高峰のツアーを目指す選手たちのなかで、心身ともに苦しい戦いで上位に入らなければいけないのである。

だが、日本で行われる唯一の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」で優勝すればツアーメンバーとなる権利を得ることができ、予選会は免除。当然、優勝者という出場権で来季のシーズンに参戦することが可能となる。

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