「今度こそ…地元で優勝できてうれしい」地元初Vの星野陸也 18年から毎年勝利 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 星野陸也 -22 2 C・キム -17 岩崎亜久竜 -17 4 杉本エリック -16 5 B・ケネディ -15 中島啓太 -15 7 木下裕太 -14 大岩龍一 -14 片岡尚之 -14 大西魁斗 -14 順位の続きを見る
星野陸也が男泣き!(撮影:岩本芳弘)
<HEIWA・PGMチャンピオンシップ 最終日◇30日◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)◇7039ヤード・パー70>
いろいろな思いが詰まった大会で優勝を飾った星野陸也が、うれし涙を流した。地元の茨城県開催、そしてプロトーナメントに初出場したのも今大会だ。2014年当時は会場こそ違ったものの、「プロとして戻ってきて優勝できてうれしい」と目を真っ赤にして喜んだ。これで昨年5月以来のツアー通算6勝目。18年から続く毎年優勝の波を続けることができた。
大会初日に首位で飛び出し、2日目に逆転を許したものの3日目に奪還。最終日は前半5ホールで3バーディとスタートダッシュを決めたが、一時は後続に詰め寄られた。それでも後半を1イーグル・2バーディ。7つスコアを伸ばし、終わってみれば2位に5打差をつける完勝だった。
今年は春先から絶好調だった。4月には今回と同じ会場で行われた別大会で2位。5月には同じ茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で優勝争いの末に敗れた。6月にもまたまた同じく茨城県開催のツアープレーヤー最強決定戦で優勝に一歩届かず。「地元で4回目(の優勝争い)。『今度こそ』という思いがあった。地元で優勝できてうれしく思います」。ようやくつかんだ地元Vに興奮を抑えきれない。
優勝を逃しながらもトップ10を外さない戦いを続けていた星野だが、惜敗続きから一転、夏場には体調を崩した。海外転戦も重なり成績も一気に下降。「今年はうまくいかなくて、ゴルフも全然ダメだったので、精神的にもすごい苦しかった。ずっとどうしようと考える日が続いていた。そういう思いがこみ上げてきて…」とこの日はプレー中から涙が頬を伝った。地元の声援を受け、なおさら期待に応えたいという思いを強めた。そんな思いゆえの涙は、最後は久しぶりのうれし涙へと変わった。
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