“マスターズ”出場権を視野に入れて最終日へ 鈴木隆太が3差4位「楽しいですね、優勝争い」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
V戦線に踏みとどまった鈴木隆太 マスターズの切符をつかめるか(撮影:ALBA)
<アジアパシフィックアマチュア選手権 3日目◇29日◇アマタスプリングカントリークラブ(タイ)◇7502ヤード・パー72>
アジア太平洋地域ナンバー1決定戦。優勝者には来年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権が付与される。日本勢最上位の首位と2打差の4位から出た鈴木隆太(日体大2年)は5バーディ・3ボギーの「70」で回り、トータル10アンダー。首位と3打差の4位タイで最終日を迎える。
前半は2つあるパー5で2オンに成功しながら3パットのパーで終わるなど「流れが悪い」とイーブンで折り返す。しかし、10番パー4で奥7メートルのバーディパットを沈めると、11、12番も連続バーディ。
「12番のバーディでいい位置にいると思っていた」が14番パー4で3打目を1.2メートルオーバー。今週冷静に沈めていたショートパットを外して“つまらない”ボギーを喫する。終盤の大事な局面でのミスに「やっちゃった」と自分への怒りがこみあげる。1つ取り返して迎えた17番パー3では、ラフとエッジの境目からのアプローチを「ワンチャン、入らないかな」と想像以上に強い当たりで3メートルオーバーし、ここでも1つ落とした。
「今日はイージーミスが多くて、あんまり納得いっていない」と首位との差は3打に広がった。「(スタート時の)2打差でいきたかったんですが、よく考えたら2打も3打もそんなに変わらない。あすは伸ばすという強い気持ちでやりたい」。深く考えないのが鈴木のいいところ。首位との差よりも自分がひたすら伸ばすことを意識する。
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