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2年連続優勝の堀琴音 今年からタイガー・ウッズのルーティンを取り入れていた! | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

タイガー・ウッズからヒントを得て、トップまで上げてから右腰まで下ろすルーティンを取り入れている(撮影:佐々木啓)

昨年の涙の初優勝に続き、今季も「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」で2勝目を飾り、現在メルセデス・ランキングで9位につけている堀琴音。トップレベルで活躍する裏には、タイガー・ウッズ(米国)からヒントを得たルーティンの導入があったと、27日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA855号の取材で語っている。

一度右腰の高さまで下ろし、再び上げて素振りする一連の流れ【写真】

「今年の初めのオフに、フェードを安定して打つためのヒントを探っているとき、タイガー・ウッズがトップから右腰まで手元を下ろす動きをやっているのをテレビで見たんです。早速その動きをやってみたら、自分のやりたい動きに合っていると感じて取り入れました。今では、ショット前に腰を左に動かして胸が右を向いたまま手元を低く下ろす動きを毎回やっています」

このルーティンのメリットは2つある。1つは、「トップからお腹を下に向けて浮かないように素振りをすると、インパクトでも上体の伸び上がりを防げる」こと。ドローからフェードにスイング改造した堀は、お腹を下に向けて振ることを一番重視する。そうすれば、振り遅れのミスもなくなるという。

もう1つは、「上体を右に向けながら左足で踏み込むと、インパクトで手元が浮く癖をなくせる」こと。「インパクトで手元が浮くとフェースが開いてプッシュが出やすくなりますが、手元を低く保てればダウンブロー軌道でインに振り抜け、つかまったフェードボールが打てます」。

ラウンド中は手元を見ながら一度右腰まで下ろし、その後再びトップまで上げて、手元を低く保つことを意識しながら素振りをすることで、フェードを打つイメージを体に染み込ませるのだ。振り遅れの右プッシュに悩む人は一度お試しあれ。

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