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日本一になった蝉川泰果が抱く2つの大きな夢 『四大メジャー制覇』と『男子ツアー人気復活』 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ゴルフのスケールも夢もでっかい(撮影:上山敬太)

日本オープン 最終日◇23日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7178ヤード・パー70>

ゴルファー日本一決定戦で優勝し、アマチュアとして史上初のツアー2勝目を挙げた蝉川泰果(東北福祉大4年)。そのスケールの大きなゴルフは、松山英樹のように世界での活躍も予感させる。これからどんなキャリアを積んでいくのか楽しみで仕方がない。そんな蝉川が語った“夢”もスケールが大きかった。

スイングもでかい! 蝉川泰果のドライバーショット【連続写真】

多くの若手にとって日本ツアーは通過点で、その先にある世界最高峰の米国男子ツアー参戦と、四大メジャー制覇を目標に掲げる。日本一となった蝉川もまた同様に「マスターズ全米オープン全英オープン、全米プロの4つメジャーをすべて制覇することが夢」と語る。4つすべてのタイトルを持つグランドスラマーは、タイガー・ウッズジャック・ニクラス(ともに米国)など数名しかいない。

当然、米国男子(PGA)ツアー参戦がその近道となる。他の若手と蝉川が違うのはここからだ。「普通はみんなPGAに行って、世界で戦っていきたいビジョンがあると思うんですけど、自分は30歳まではJGTO(日本ツアー)を主戦場としながら、賞金王を獲り続けるようなプレーヤーを目指している。スポットでマスターズ全英オープンに行って、いきなり勝ってしまう選手になりたい」。

ルーキーイヤーに日本ツアーで賞金王となり、翌シーズンからは米国男子ツアーに参戦という誰もが憧れる松山英樹のキャリアとは別の道に進もうとしているのだ。なぜ30歳までは国内を主戦場とするのか。そこに蝉川独自のもう1つの大きな夢がある。

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