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“パーオン女王”稲見萌寧の『スチールファイバー』移行で、ランクTOP3がトゥルーテンパーに

トゥルーテンパー『スチールファイバーfc90CW』(R)へ移行した、パーオン女王・稲見萌寧

トゥルーテンパーからツアーレポートが届いた。

「国内女子ツアーのメルセデスランキングで、トップ3が弊社シャフト使用者となりました。今季は国内女子の上位50名の選手の中でも『スチールファイバー』使用者が増え続けており、米国女子ツアーのトップ10のうち5名が使用する影響を感じられる結果となっています」(同社広報)

現在のランクTOP3と言えば、1位が山下美夢有(DG85 R300)、2位が西郷真央、3位が稲見萌寧だ。そして、米国女子ツアーの『スチールファイバー』使用者5名とは、1位のコ・ジンヨン、3位のミンジー・リー、4位のネリー・コルダ、5位のリディア・コ、9位の畑岡奈紗のこと。

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そして、既報の通り、先週の『富士通レディース』から稲見萌寧が『スチールファイバーfc90CW』(R)へ移行していた。ショットメーカーの西郷真央も今季途中から『スチールファイバーi80CW』(S)へ移行している。(その他、高橋彩華、植竹希望、ささきしょうこ、全美貞、小倉彩愛らも)

稲見は、西郷らと同じ『スチールファイバーi』シリーズを最初にテストしたが、スチールシャフトと弾道高さに変化が無かったため、番手別設計でロングからミドルアイアンの打ち出し角を上げる『スチールファイバーfc90CW』(R)を試したところ、GOサインが出たとか。

何しろ、2019年からずっとパーオン率1位をキープし続ける、アイアン女王・稲見のこと。ヘッドは溝の摩耗などで変更する必要が出てくるが、シャフトはショットのリズムやタイミングなど、スイングの根幹をなす部分。よりシビアに選ぶのが普通で、いきなり即投入とは驚きである。

が、先週の稲見は新シャフトで初日15回、2日目12回、いよいよアジャストしたのか、最終日は18回と全ホールパーオンに成功していた。今週は賞金総額2億円、優勝3,600万円の高額賞金大会だが、スチールシャフトに戻すのか、それともカーボンとスチールの融合『スチールファイバー』をさらに馴染ませるのか。動向を注視したい。

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