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佳境を迎える年間女王タイトルにシード権争い【原田香里のゴルフ未来会議】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

現在メルセデス・ランキングトップの山下美夢有(撮影:鈴木祥)

ゴルフを愛するみなさんこんにちは、原田香里です。先週は、落ち込んだ気分のままにネガティブなお話になってしまいました。今週は気分も新たに、深まる秋ならではのテーマで書きたいと思います。大詰めに向かって激戦が続くツアーについてです。

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今年から、年間女王をはじめ、リランキングやシード権など、すべてにおいて賞金ではなく、ポイント制のメルセデスランキングが使われるようになりました。同じ順位でも大会ごとに賞金額が違っていた去年までと違い、すべての大会で順位に応じた平等なポイント配分がされています。

3日間大会なら優勝は200ポイント、4日間大会ならその1.5倍の300ポイント。公式戦は3日間大会の倍、400ポイントが得られます。2位以下も、大会による配分の割合は同じです。海外メジャーも加算されるのが、これまでと大きく違うところです。こちらは国内公式戦のさらに2倍、優勝なら800ポイント獲得となります。

この年間レースで現在トップに立っているのが、山下美夢有さんです。シーズン序盤にすごい勢いで5勝した西郷真央さんが首位でツアーを引っ張っていたのですが、長期の海外遠征などで日本を離れたりしたこともあり、5月の「ブリヂストンレディス」以降、勝利から遠ざかっています。

一方の山下さんは、5月の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で優勝。公式戦なので400ポイントを獲得しました。次に勝った「宮里藍サントリーレディスオープン」も4日間大会なので300ポイント。さらに海外メジャー「AIG(全英)女子オープン」13位でもポイントを手にしてます。

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