アーニー・エルスは53歳の誕生日を迎えた（撮影：GettyImages）
10月17日は、メジャー4勝を含む米ツアー通算19勝、欧州ツアー28勝を誇るアーニー・エルスの誕生日。1969年生まれで、きょうで53歳。滑らかで大きなスイングから、ついた愛称は“ビッグイージー”。米シニアのチャンピオンズツアーで活躍中だ。
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南アフリカ出身。89年のプロ入り後は、自国のサンシャインツアーで戦い、92年は11戦6勝。ゲイリー・プレーヤー以来の南ア3冠を達成。93年には日本ツアーの「[全英オープン]()」で三つ巴のプレーオフを制すと、欧米の両ツアーをはじめ、世界中のツアーで活躍をみせるようになった。
97年「全米オープン」で3年ぶり2度目の優勝。2001年は御殿場で行われたワールカップに、レティーフ・グーセンとのペアで優勝。02年にはミュアフィールドで行われた「全英オープン」でメジャー3勝目。03、04年は2年連続で欧州ツアー賞金王獲得。12年は10年ぶり2度目の「全英オープン」制覇など、輝かしい実績を残している。
一方で社会貢献に取り組み、実業家としての顔も持つ。99年にアーニー・エルス財団を設立し、将来性のある若者を支援。10年「全英オープン」を制したルイ・ウーストハイゼンなどを輩出している。また、息子のベンが自閉症と診断された後、09 年には妻のリーゼルと共に、自閉症のためのエルス財団を設立。実業家としてもコース設計やワイン作りなど、精力的に励んでいる。
欧州ツアーの終身名誉会員で、11年に世界ゴルフ殿堂入り。シニア入りした20年には、ゼクシオのグローバルアンバサダーに就任。「楽にゴルフがしたくなったんだよ」と、すぐに実践投入し同年に2勝を挙げている。
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