LIVゴルフ対PGAツアーの訴訟　裁判官から「もっと歩み寄るように」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

LIVゴルフとPGAツアーは歩み寄るのか（撮影：GettyImages）

ブライソン・デシャンボー、ピーター・ユーライン（ともに米国）、マット・ジョーンズ（オーストラリア）の3選手と「LIVゴルフ」が原告となり、『反トラスト法、独占禁止法違反』としてPGAツアーを提訴し、さらにPGAツアーが「LIVゴルフが天文学的数字のマネーをオファーし、選手にツアーとの契約違反を誘導した」などとし逆提訴をした裁判は、10月3日から、『ディスカバリ』と呼ばれる証拠開示手続きへと進んでいる。

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『ディスカバリ』は本裁判の前に原告、被告の両者が証拠を提示し、正しく事実を認識するために行われるもので、当事者同士で解決すること、いわゆる『和解』が目的とされているもの。

その中で14日、米国地方裁判所のスーザン・バン・ケウレン裁判官はZOOMによるリモートヒアリングを行った。LIVの代理人は「3選手らの当初の要求は非常に適切だったが、PGAツアーが裁判の日程を無用に引き延ばし、2024年1月になった」と主張した。

これに対しケウレン裁判官は「LIVゴルフの考えは幅広いが、PGAツアーの答えは非常に狭い。双方はもっと歩み寄りが必要だ」と指摘した。

10月1日以降、PGAツアーは2万5000ページの書類で証拠開示や第3者の証人等を請求し、14日には7500ページの書類が付け加えられた。