「人生のなかの1つのチャレンジ」 西村優菜が年末の米ツアー予選会参加を明言、“盟友”も刺激に | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
西村優菜が米予選会への参戦を明言 年末に向けて調子を上げていく(撮影:鈴木祥)
<富士通レディース 事前情報◇12日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6689ヤード・パー72>
西村優菜が、来季の米国ツアー挑戦の意思を自らの口で話した。現地11日(日本時間12日)が締め切り日となった、12月にアラバマ州で行われる来季出場権をかけた最終予選会(Qシリーズ)へのエントリーを明言。「いろいろな意見があるとは思うんですけど、自分の人生。自分が挑戦したいと思った時に行かないと」と未来を見据えた。
今回の挑戦は、大目標に掲げる「海外メジャーでの優勝」を実現させるためのもの。「海外で技術を身につけて、強くなって、また日本に帰ってきてプレーしたいというのが自分のプランにある。それもあって、早い方がいいかなと思いました」と、22歳というタイミングでの決断理由を話す。行くことが前提ながら悩み抜き、先週のうちにエントリーを済ませた。
今季開幕前から「海外メジャーへの出場」に意欲を燃やしてきた。その結果、6月の「全米女子オープン」、7月の「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」、8月の「AIG女子オープン」と3試合をプレー。エビアンでは15位という成績も残したが、こういった経験も決断を後押しした。
さらに、同級生で、ジュニア時代から切磋琢磨を続けてきた古江彩佳が海外でプレーする姿も刺激になった。「海外の試合でえってぃ(古江)がすごく楽しそうだった。『高いレベルでやれることが楽しい』ということを本人も言っていたし、プロとしては夢のようなこと。それがすごくうらやましかった」。世界ランク(現在は42位)により最終予選会から出場できることもプラスに働く。
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