初優勝はお預けも自己最高の2位に入った大岩龍一 目標に掲げた「1日バーディ6個」が奏功 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 小林伸太郎 +41 2 大岩龍一 +36 3 J・デロスサントス +32 4 小鯛竜也 +31 竹安俊也 +31 6 C・キム +30 7 片岡尚之 +29 8 織田信亮 +28 9 今野大喜 +27 清水大成 +27 順位の続きを見る
自己最高の2位に入った大岩龍一(撮影:岩本芳弘)
<For The Players By The Players 最終日◇9日◇THE RAYSUM(群馬県)◇7137ヤード・パー71>
初優勝が待たれる24歳の大岩龍一が久しぶりに存在感を示した。ポイント制のステーブルフォード方式(※)で行われた国内男子新規大会で、優勝争いの中でも攻めのプレーを見せて“次につながる”自己最高の単独2位に入った。
昨季はトップ5入り5回などで初シードを獲得し、優勝者や賞金ランキング上位者など30名しか出場枠のない最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にも出場。プロ5年目の今シーズンは初優勝が期待されているが、ここまでトップ10入り1回と、思うような結果を残せずにいた。
調子が上がらないためこの試合は、1日6個のバーディを目標に掲げ、有言実行で上位をキープ。首位と6ポイント差の2位で迎えた最終日の前半は2バーディ・2ボギーと伸び悩み、トップの小林伸太郎にプレッシャーをかけることができずにいた。「前半は自分の思ったショットもパットもできなかったです。前半2つしかバーディを獲れなかったので、1日の目標であるバーディ6つを目標に切り替えました」。
気持ちの切り替えが奏功し、14番パー4でバーディを奪うと小林とは5ポイント差とわずかに背中が見えてきた。「(小林)伸太郎さんが素晴らしいプレーをしていて、乱れがなかったので自分が攻めないと何も起きないというのは分かっていました」。小林が崩れることは期待できない。自分でポイントを稼がなければいけない状況で終盤にスイッチを入れた。
Follow @ssn_supersports