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日本オープン2勝の“日本一曲がらない男” 稲森佑貴【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

稲森佑貴は28歳の誕生日を迎えた(撮影:米山聡明)

10月2日は、ツアー通算3勝の稲森佑貴の誕生日。1994年生まれで、きょうで28歳。2015年から6シーズン連続でフェアウェイキープ率1位を獲得していることから、“日本一曲がらない男”の異名を持つ。

日本一曲がらない男のドライバースイング【連続写真】

鹿児島県鹿児島市出身。父親でゴルフの師でもある兼隆さんは「日本シニアオープン」に出場の経験を持つ腕前。実家がゴルフ練習場を経営していたため、自然にクラブを握れる環境で育った。2011年、高校2年時にプロテスト一発合格。12年「日本プロゴルフ選手権」でツアーデビューを果たすと、3戦目となる13年「VanaH杯KBCオーガスタ」で首位発進を決めて話題を呼んだ。

14年は出場わずか7試合ながら着実に成績を残して賞金ランク75位とし、見事シード入りを果たした。そして17年には自身最高となる賞金ランク20位に入り、着々と成績を残している。初優勝は18年「日本オープン」。19年は「全英オープン」で海外メジャー初出場。20年は「日本オープン」で2勝目を挙げた。

今季は4月末に行われた「中日クラウンズ」、6月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」を制し、現在賞金ランキングは6位。もちろん、フェアウェイキープ率も77.894%で、2位の植竹裕太(69.571%)を大きく上回っている。

今月行われる「日本オープン」では優勝候補の筆頭に挙げられている。深いラフに硬いグリーンというメジャーのセッティングでは、フェアウェイキープがコースマネジメントの要。前回大会も優勝を争い7位タイに入っている。過去、「日本オープン」で3勝以上を挙げているのは、宮本留吉、尾崎将司、中嶋常幸、小野光一、中村寅吉5人だけ。大先輩たちに続けるか、注目したい。※データは9月30日現在のもの。

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