マンデートーナメントがチューズデー決着? 米女子ツアーの主催者推薦選考会で珍事 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
米国ならでは? マンデートーナメントで珍事(撮影:ALBA)
<アセンダントLPGAベネフィッティング ボランティアーズ・オブ・アメリカ 事前情報◇27日◇オールドアメリカンGC(米テキサス州)◇6517ヤード・パー71>
国内外問わず、プロの大会では主催者推薦選考会が行われることが多い。大会週の月曜日に開かれることがほとんどで、マンデートーナメントとも呼ばれている。そこで最後の出場者が決定するのだが、日本では多いときには10〜20人ほどが本戦へコマを進めるのに対し、米国女子ツアーの場合は一人から多くて数人だ。
今週の舞台はテキサスで、通過枠はわずかに2人。総勢47人が挑戦した。ところが、思わぬ事態となってしまった。月曜日に決着がつかず、火曜日まで持ち越されたのだ。
現地時間の26日月曜日の午後1時に始まった選考会。そもそも、このスタート時間が遅いというのが原因のひとつ。月曜日の午前中は本戦出場選手の練習ラウンドに充てられており、マンデー出場者は午後の時間で18ホールを回り勝敗を決めることになる。米国は日が長いとはいえ、すでに秋の色が濃い時期。日没は午後7時前後と意外と早い。そのため3人が同スコアで並んだ時点で日没となってしまい、火曜の朝7時20分からプレーオフが開始された。
調べてみると、米国女子ツアーは月曜の午後からスタートするマンデーが大半を占めている。関係者の話によると、前週の大会から移動してマンデーに参加する選手もいるから、という理由もあるそうだ。確かに米国本土では場所によって移動も大変。仕方がないとはいえ、プレーオフで敗れた3人目の選手には気の毒な結果となった。
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