「距離はキープし安定感を」 連覇逃した畑岡奈紗が進む“次なる段階 ” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 A・ティティクル -17 2 D・カン -17 3 C・チョイ -16 4 P・パットラム -14 5 C・ビュティエ -13 L・サラス -13 L・コ -13 H・ムニ -13 C・ハル -13 M・カン -13 順位の続きを見る
畑岡奈紗はさらなる進化を目指す(撮影:ALBA)
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇25日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
「“今年も”という意気込みだったので、かなり悔しい結果です」。ディフェンディングチャンピオンとして連覇を狙った畑岡奈紗だったが、伸ばし合いについていけなかった3日間に唇をかむ。最終日は「72」と1つ落とし、トータル4アンダー・58位タイという結果に終わった。
全身のパワーで飛ばす! 畑岡奈紗のドライバースイング【連続写真】
伸ばしあぐねた一番の要因については、チャンスにつけてもそれを生かせなかったパッティングを挙げる。開幕前から例年よりも荒れていると感じていたグリーンに最後までアジャストできず。2日目、そして3日目とパット数は31回を数え、これがバーディの停滞につながってしまった。
そのなかでもポジティブにとらえられるのが、「このコースは6年目ですが、伸びていることを実感できた」という飛距離。トレーニングを積み、クラブも替えた効果が出て、8月のメジャー大会「AIG女子オープン」(全英)から10ヤードアップというデータも出ている。「それをもっと生かしたゴルフができれば」と話すが、飛距離を効果的に働かせる“次の段階”も頭にある。
「オフのトレーニング次第では分からないけど」という但し書きはあるものの、飛距離アップへの取り組みはいったんセーブするつもり。「この距離をキープして今は安定感が欲しい」と、大きな武器にさらなる磨きをかけていくつもりだ。
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