
必需品はライダーベルトとクラブ 蝉川泰果と父・佳明さんのゴルフ物語 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 蝉川泰果 -22 2 岩崎亜久竜 -21 3 桂川有人 -19 4 久常涼 -18 5 宮本勝昌 -17 J・パグンサン -17 7 小田孔明 -16 B・ケネディ -16 稲森佑貴 -16 10 小平智 -15 順位の続きを見る
父・佳明さん(左)ら家族とともにカップを掲げる蝉川泰果(撮影:佐々木啓)
<パナソニックオープン 最終日◇25日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7113ヤード・パー72>
3日目に「61」をマークするなど、アグレッシブなゴルフが持ち味の蝉川泰果(東北福祉大4年)がツアー史上6人目のアマチュア優勝を遂げた。日本ゴルフ協会(JGA)のプロフィールを見ると、ゴルフを始めた年齢は1歳となっており、自身でも「物心ついたときからプロを目指していました。小さい頃から練習熱心だったそうです」とゴルフをするために生まれてきたような選手だ。
名前の読み方は「せみかわ・たいが」。タイガー・ウッズ(米国)が2000年の「全米オープン」から01年の「マスターズ」まで4大メジャーを連続で制して「タイガースラム」と呼ばれたが、まさにその時期の2001年1月11日に生まれた。父の佳明さんいわく、「海外で通じる名前にしたかった。最初はジョージにしようと思っていた」というが、結局はスーパースターの名に由来することになった。
泰果本人は「保育園の頃に普通のジュニア用クラブを振っていたのは覚えています」という。どんな幼少期を過ごしてきたのだろうか。佳明さんに聞いてみた。
佳明さんはゴルフ競技に出場し、ハンディキャップ5までいったこともある腕前。泰果が1歳の頃、佳明さんが玩具量販店「トイザらス」に買い物に行くと「いちびって(調子に乗って)買い物かごにおもちゃのクラブを入れた」ことがきっかけだ。
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