ダボに目玉でバタバタも… 古江彩佳が「完璧」すぎるベタピンイーグル締め | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 A・ティティクル -14 2 笹生優花 -13 3 L・ヴ -12 4 C・チョイ -10 D・カン -10 C・ヘジン -10 J・カプチョ -10 H・ムニ -10 C・ハル -10 M・カン -10 順位の続きを見る
古江彩佳は自画自賛のイーグル締め 最終日への流れは作った(撮影:ALBA)
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 2日目◇24日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
本人も「完璧」という最後の一打で、出入りが激しかったラウンドの嫌な雰囲気を一掃した。実測495ヤードと短いながらも、グリーンへ向かって打ち上げとなる最終18番パー5。古江彩佳は、残り201ヤードからの2打目で7番ウッドを振り抜くと、次の瞬間スタンドのギャラリーがどっと沸く。1メートル弱につけるベタピンショット。緩やかなフックラインを「慎重」に打ち、イーグルで締めくくった。
「ひとつのミスが大きなミスにつながった」と振り返ったのは、4つ伸ばして迎えた13番パー4。ティショットを左に曲げると、木がその行く手を阻んだ。2打目はドローをかけて前進を試みるも、今度は右のティフトンがかかる難しいラフへ。伸ばし合いの大会で痛恨ともいえるダブルボギーを叩くことになった。
16番でバーディを奪ったものの、さらに17番パー3ではティショットがグリーン手前のバンカーで目玉になり、アンプレヤブルを宣言。こんなバタバタした後半だっただけに、会心のショットでの締めくくりは大きな安心感を与える。
とはいえ、この2日目も初日と同じくフェアウェイキープ率は84.6%、パーオン率も77.7%と高水準の数値を記録。トップとは7打差のトータル7アンダー・27位タイだが、いつビッグスコアが来てもおかしくない。「ショットはこのままで、しっかりチャンスについた時にバーディを増やしていきたい」。気分よく最終日のティオフを迎える。(文・間宮輝憲)
Follow @ssn_supersports