松山英樹が新『ZX5』、B・ケプカが新『ZX7』を投入。尾関彩美悠は新作ウッド6本で初V
松山英樹、ブルックス・ケプカが新ドライバーを投入!(撮影:GettyImages)
PGAツアーの新シーズン開幕戦「フォーティネット選手権」で、松山英樹がスリクソンの新作と見られるプロトタイプドライバーを投入した。メーカー未発表だが、ソールには『ZX5』の刻印と『LS』、『MKII』の文字も確認でき、クラウンはマットブラック塗装だ。
また、LIVゴルフ「シカゴ」に参戦したブルックス・ケプカも、新ドライバーを投入し、こちらは『ZX7』ロゴのプロトタイプ。先週の国内女子ツアーで初優勝した尾関彩美悠が新プロトタイプのウッド6本にガラッと替えるなど、ダンロップ勢が勢いを増している。
詳細な弾道データのスタッツを公開するPGAツアーで、松山英樹の初戦のデータを昨季平均と比較したのが下記。投入したてで調整が完璧にほど遠いはずだが、ボールスピードの下限が上がっており、即投入する選手が増えるのも頷ける結果と言えるだろうか。
【松山英樹のスタッツ、左22/右23】
・平均ヘッドスピード 115.59/114.41
・平均ボールスピード 172.84/171.00
・最速ボールスピード 180.16/178.26
・最遅ボールスピード 160.34/164.48
・平均バックスピン量 2650.4/2927.1
・スマッシュファクタ 1.497/1.497
・ローンチアングル 10.88/11.28
・平均キャリー飛距離 290.1/279.2
・弾道頂点の高さ 107′ 3″/112′ 3″
先週の国内女子ツアー「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」の練習日に新作をテスト開始した尾関は、即投入した新しいスリクソンのプロトタイプについて下記のように話している。
「(優勝時に)本当にクラブに助けられた部分がほぼほぼだったので、メーカーの方に早くお礼が言いたいです。(初日に)ウッド系を全部新しくしてすごい良くて、試し打ちは2日前からでけっこう調整しましたが、シャフトとヘッドを一気にガラッと替えて曲がりが減った。私はドローヒッターで左へのミスが多かったので、それが収まったかなという感じです」
【尾関彩美悠の優勝セッティング】
1W:スリクソン ZXプロトタイプ(8.5°ベンタスブルー5S 45.5インチ)
3、5W:スリクソン ZXプロトタイプ(15、18°ベンタスブルー6R)
3、4、5U:スリクソン ZXプロトタイプ(19、22、25°ベンタスブルーHB7S)
6I〜PW:[N.S.PRO]() 950GH neo R)
50、56°:クリーブランド RTX ZIP CORE( 〃 S)
PT:オデッセイ ELEVEN TOUR LINED
BALL:スリクソン Z-STAR XV
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