今年の輪厚は例年にない伸ばし合い ケガ明けの池田勇太が連日の『64』で単独首位「調子に乗らず、無理せずに」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 池田勇太 -16 2 今平周吾 -15 3 堀川未来夢 -11 亀代順哉 -11 5 木下稜介 -10 6 張棟圭 -9 大槻智春 -9 時松隆光 -9 池村寛世 -9 杉山知靖 -9 順位の続きを見る
異例のバーディ合戦となっている輪厚 歴代覇者の池田勇太が一歩抜け出している(撮影:米山聡明)
<ANAオープン 2日日◇16日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7063ヤード・パー72>
今年の輪厚はロースコアの戦いだ。初日「64」をマークして首位タイから出た池田勇太は、この日も1イーグル・6バーディ・ボギーなしの「64」。2位に1打差の単独首位となるトータル16アンダー。2004年のチャワリット・プラポール(タイ)の13アンダーを上回り、今大会の予選ラウンドにおける最多アンダーパー新記録を樹立した。
首を中心とした左半身の痛みからの復帰戦だが、大会2勝を誇る池田の勢いは止まらない。インから出たこの日は前半3つ伸ばして折り返すと、5番パー5では2打目を左3メートルに乗せてイーグルを奪うなど伸ばし、上がりの9番パー5でもグリーン手前ラフからのアプローチを1メートルに寄せてバーディ締め。「ショット、パットともに昨日と変わらずいいプレーができたと」と危なげなく2日連続のビッグスコアをマークした。
3戦ぶりの実戦に不安もある。「(ケガ以降)初めて試合という環境でプレーをしました。普段の練習やラウンドとは違った力の入り加減があるので、ラウンド後は(痛みが)出ましたね」。帯同するトレーナーから3〜4時間のケアを受けて予選ラウンドを乗り切った。
しかし、体が万全な状態でないにもかかわらず、連日のビッグスコア。その要因はどこにあるのか。「今年の輪厚は、フェアウェイもグリーンもここ数年で一番いいコンディション。だからスコアが出るんだと思います」。大会前から芝がきれいに生えそろって密度が高く、各選手からは「キレイ」という言葉が聞かれた。フェアウェイからはいいコンディションで打てて、グリーンも素直な転がりをするからスコアが出やすい。
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