“まくり”の菅沼菜々は決勝Rに悔い 「常に上位にいるのが強い選手」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 川崎春花 -16 2 山下美夢有 -13 3 菅沼菜々 -12 4 森田遥 -11 ささきしょうこ -11 佐藤心結 -11 7 セキ・ユウティン -10 西郷真央 -10 ペ・ソンウ -10 10 菊地絵理香 -9 順位の続きを見る
菅沼菜々は奮闘も及ばず(撮影:福田文平)
<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日◇11日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6555ヤード・パー72>
初日に単独首位に立つと、2日目も首位をキープ。菅沼菜々は初優勝に向けて最高の位置で決勝ラウンドに進んだが、3日目で「73」と落とし、最終日に「68」の追撃も実らず。トップに4打差をつけられ、単独3位で終わった。
「最低6個いかないと追いつけないと思っていた」とバーディ量産を目指した。ファイナルラウンドの平均ストロークでツアー1位に立ち、ついた異名は“まくりの菅沼”。前半にテンポよく3つ伸ばして面目躍如となったが、後半のバーディは1つのみ。「6個以上いかないと、と思っていたのでしょうがない」と、目標まで伸ばしきれなかったことを悔やんだ。
それでも安定感と小技が光った4日間だった。初日、2日目とボギーはひとつずつ。3日目にはティショットでOBに打ちこみダブルボギーを叩いたが、落としたのはこのホールだけ。最終日の15番パー4では2打目がグリーン手前のバンカーにつかまり出すだけとなったが、カラーからチップインでパーセーブ。「ボギー数が減ってきたのでよかったのかな」と、大きなミスがないプレーを展開することができた。
「トップ10には残れたのでよかった」と前を向くも、渇望する初優勝が遠い。「優勝、優勝と言われるんですけど、やっぱり常に上位にいるのが強い選手。そうやって常に上位にいて、チャンスが来たら優勝したいと思います」。次こそは勝利を手繰り寄せたい。
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