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小樽での逆転負けから得た“教訓” 原英莉花が求める「責任あるインパクト」の意味 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

気持ちを切り替え原英莉花が今季初優勝を目指していく(撮影:福田文平)

<アルペングループ創業50周年記念大会 ゴルフ5レディス 事前情報◇1日◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県)◇6465ヤード・パー72>

先週は、難関・小樽で3日目まで首位に立ちながら、最後に逆転負け(7位)を喫した原英莉花。「ひさしぶりに少し違う悔しさを味わって、凹む部分もあった」とラウンド後の心境を明かしたが、「今季残りの試合で優勝したいという気持ちは強いので、前を向いてまた練習して」と切り替えた。

原英莉花が“肩出しドレス姿”でニッコリ【写真】

“やけ酒”ならぬ、“やけトレーニング”でモヤモヤした気分を吹き飛ばしたという。「いつもはメニューをこなす感じですけど、一人でジムに行ってガンガン走ったりして」。3時間ほど無心で汗を流し、気持ちのデトックス。その後、夕方から友人とディズニーランドに行くことを決め、最寄り駅に着いたが、これは雨が降ったため断念した。「トレーニングをして、(ディズニー近くまで)行って、雨が降ったから帰っただけのリフレッシュでした(笑)」。思い出し笑いが止まらないといった様子だが、その雰囲気はすっかり明るい。

2020年、21年が統合された昨季はメジャー2勝を含む3勝を挙げた。しかし、今季は波に乗り切れず。7月の「ニッポンハムレディス」から「北海道 meijiカップ」まで3試合連続予選落ちを喫するなど、なかなか来季シード圏内のメルセデスランキング50位以上に浮上することもできなかった。だが、5位だった「CAT Ladies」から現在2試合連続でトップ10入り。「調子はすごい良い状態を保てています」と、ここからの本領発揮も期待できそうだ。

勝ちきれなかった先週の反省を生かし、ここ千葉県で考えるのは「自分を信じて、ティショットやセカンドショット、パッティングで“責任あるインパクト”をしたい」ということ。この“責任あるインパクト”は、「ゴルフは迷うことばかりだけど、どっちつかずで(スイングなどが)緩んだり、強く(クラブ)入ったりすることを無くしたい。決めたことに責任を持ってインパクトできたら、ボールも喜ぶと思う」。結果を恐れずに自信を持って貫くという原なりの表現だ。

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