高2・菅楓華がベストスコアマーク、中3・新地真美夏は上位突破… ジュニアが“プロ顔負け”の実力を発揮 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 岩井明愛 -8 石井理緒 -8 新垣比菜 -8 上野菜々子 -8 5 新地真美夏 -7 6 西山ゆかり -6 7 小倉彩愛 -5 菅楓華 -5 飯島早織 -5 荒木優奈 -5 順位の続きを見る
管楓華が本戦出場権をゲットした(撮影:ALBA)
<日本女子オープンゴルフ選手権 最終予選 最終日◇30日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6615ヤード・パー72>
“日本一決定戦”の出場をかけて2日間にわたり行われた最終予選で、並みいるプロを押しのけ「65」のベストスコアをマークしたのは、高校2年生の菅楓華(すが・ふうか、宮崎・ 日章学園高)だった。
「通過は厳しいかも…」と2オーバーでスタートした最終日に、本人も「ビックリ」と目を丸くする快進撃をみせることになる。スタートの1番パー5で3メートルのバーディパットを沈めると、「大きいプレーでした」と一気に不安が吹き飛んだ。すると前半だけで5バーディ。「いつも崩すので気持ちを切り替えて」と臨んだ後半にも2つ伸ばして、さらにボギーフリーのおまけまでついてきた。試合での自己ベスト「67」を一気に2打も更新するビッグスコアを、大舞台がかかった場所で叩き出し笑顔が弾ける。
日章学園高といえば、この夏の「全国高校選手権」(通称・緑の甲子園)で史上初の男女ダブル優勝を達成。さらに男子の「全国中学校選手権」も日章学園が制し、3冠を達成した。もちろん菅もメンバーとして偉業に貢献。「こんなにいい結果を残せるなんて」と、“好景気”ぶりに驚きの声もあげる。
プロトーナメントへの出場は初めての経験。それが日本女子オープンというのも「楽しみ」な気持ちを助長させる。憧れている選手は小祝さくら。菅もアイアンの精度で勝負する選手だけに、そのプレースタイルからは学ぶものが多い。宮崎訛りのおっとりした口調とあって、与える印象も似ている。来年にはプロテスト受験を予定。「日本で一番上手な選手が優勝する」と考えている大舞台までに、ショートゲームの精度を上げるのを今の課題としてあげる。
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