• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 全英オープンを5度制したセント・アンドリュースのスペシャリスト【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

全英オープンを5度制したセント・アンドリュースのスペシャリスト【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

オーストラリア勢として初めて全英オープンを制し、セント・アンドリュースのスペシャリストと呼ばれた(撮影:GettyImages)

きょう8月23日は、「全英オープン」を5度制したピーター・トムソン(オーストラリア)の誕生日。“セント・アンドリュースのスペシャリスト”の異名を持つ名手で、米ツアー通算6勝。2018年6月20日、パーキンソン病のため、88歳で死去した。

今年のセント・アンドリュースの全英もオーストラリア勢が制覇【写真】

オーストラリアのメルボルン出身。20歳でプロになり、24歳だった1954年の「全英オープン」でメジャー初制覇。オーストラリア勢としても初の快挙だった。翌55年、その翌年の56年にも全英を制し、3連覇を達成。その後も58年と65年にも勝利し、全英オープン通算5勝を挙げている。

5勝したのは、ロイヤルバークデール(54年、65年)、ロイヤルリバプール(56年)、ロイヤルリザム&セントアンズ(58年)、そして、セント・アンドリュース・オールドコース(55年)の4コースだ。

特に、セント・アンドリュース・オールドコースでは、54年の「世界マッチプレー選手権」、55年の「全英オープン」、62年の欧州ツアー「マルティニ・インターナショナル」と3勝をマーク。57年の「全英オープン」でも2位となり、“セント・アンドリュースのスペシャリスト”として名を馳せた。

アメリカのみならず、地元オーストラリアやヨーロッパでも勝利を重ね、日本でも69、72年の「中日クラウンズ」をはじめ、4勝を挙げている。88年に世界ゴルフ殿堂入りを果たし、2016年に退職するまで、32年にわたりPGAツアー・オブ・オーストラレイジアの会長を務めるなど、現役を退いた後もゴルフ界に貢献していた。

関連記事