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3位浮上にも「悔しい」を連発 勝みなみを狂わせた“風のいたずら” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岩井千怜 -11 2 若林舞衣子 -9 3 勝みなみ -8 4 原英莉花 -7 5 葭葉ルミ -6 申ジエ -6 稲見萌寧 -6 竹田麗央 -6 佐藤心結 -6 10 沖せいら -5 順位の続きを見る

結果よりも内容を 勝みなみは3位浮上にも「悔しい」を連発

結果よりも内容を 勝みなみは3位浮上にも「悔しい」を連発(撮影:岩本芳弘)

CAT Ladies 2日目◇20日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6638ヤード・パー72>

首位に浮上した岩井千怜とは3打差のトータル8アンダー・3位。「69」で優勝争いに踏みとどまった勝みなみだが、一日を振り返ると「納得いってない」という思いが真っ先にこみ上げてくる。順位やスコアではない。特にボギーを3つ叩いた後半のプレー内容に不満を残し、「悔しい」を連発した。

背景の存在感が強すぎる【大会ライブフォト】

前半は文句のないプレーといえた。1、3、4番と序盤から2〜3メートルのチャンスを立て続けに決めると、6番パー4では2打目を「1センチ」につけた。さらに続く7番で連続バーディ。もちろんハーフ「31」というスコアは何の問題もない。その表情が一気に曇ったのが、後半14番パー4の2打目からだ。

ピンまで残り118ヤードだったこの場面は、前の選手が打った時は無風状態。その情報を基に50度のウェッジを握り、アドレスに入った。そしてここで一気に集中。いつの間にかフォローの風が吹いていたことに気づいたのは、ボールを見送っている時だった。「伸びてるな〜、早く落ちてくれって。遅かったですね」。これがキャリーでグリーンをオーバーし、寄らず入らずのボギーに。「そこからショット、パットがかみ合わなくなって…」と狂いが生じた。

特にグリーン上で、気持ち悪さを残すプレーが続いた。勝といえば、毎年パター部門のスタッツで上位の成績を残す名手だが、タッチを合わせにいったパットが大きくオーバーするなど違和感が拭えない。箱根のグリーンが仕上がっているのは毎年のことではあるが、「気持ち的には3、4オーバー打ってる気分。最後18番も完璧なパットが外れた。悔しいですね」と、特に終盤になってイメージと結果にズレが生じた。このモヤモヤは、自室でストロークをチェックするなどして払拭するつもりだ。

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