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「100%頑張るしかない」パリでクラブが迷子の西村優菜 生命線のショートウッドも… | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

たとえトラブルがあってもスマイルが消えることはありません(撮影:福田文平)

AIG女子オープン 事前情報◇1日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー72>

海外女子メジャーの今季最終戦に挑む西村優菜が、スコットランドに入った。2週前の「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」に出場し15位タイ。好調をキープして“全英”に乗り込んだかに思えるが、そうもいかないのが海外遠征だ。

雰囲気ありまくり!これが“名門”ミュアフィールドのクラブハウス付近【動画】

エビアン終了後の月曜日に同じフランスのパリに飛んだが、空港でアクシデント。なんと同行者含めてスーツケースは出てきたが、肝心のキャディバッグが出てこない。何度も問い合わせるも、行方は分からず。本来であれば先週の水曜日に2024年パリ五輪のゴルフ会場を視察プレーする予定だったが、これも叶わなかった。すでに1週間が経過した現地時間の1日になっても、いまだ行方不明だという。

仕方なく、キャディバッグ不在のままスコットランドに入ったが、もちろん調整もできず。日曜日になってようやく今大会の会場に入っているクラブバンのスタッフにウェッジとパターだけ用意してもらい、18ホールを歩いて回ることができた。

そして月曜日には、クラブを持ってコースに登場。とはいえ、これは日本国内のキャロウェイスタッフが可能な限り西村のセッティングにクラブを近づけ、それを今回キャディを務める森本真祐氏が日本から持ってきたもの。「もちろん不安はあるし、ショックなんですけど、いろいろ動いてくださった方がたくさんいらっしゃるので、自分は置かれた状況のなかで100%頑張るしかない。でも楽しみながらやりたい」と、大勢の人のサポートには感謝しつつ覚悟を決めている。

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