「大阪人としてうれしい!」 西村優菜を喜ばせた憧れチョン・インジの言葉 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 B・ヘンダーソン -17 2 ユ・ソヨン -15 3 S・シューバート -13 4 C・シガンダ -12 キム・セヨン -12 6 コ・ジンヨン -11 C・ハル -11 キム・ヒョージュ -11 A・ティティクル -11 N・コルダ -11 順位の続きを見る
2人でピース!(撮影:福田文平)
<アムンディ エビアン・チャンピオンシップ 3日目◇23日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6527ヤード・パー71>
以前から憧れだったチョン・インジ(韓国)とのラウンドが実現した西村優菜。それも、メジャー大会の決勝ラウンド。6月の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー3勝目を飾ったばかりのインジから、学ぶものは多かったようだ。
トータル3アンダーで10番からスタートした西村。11番のパー4で2打目を2メートルにつけバーディ。15番では3打目を6メートルにつけバーディ。ところが17番で3パットを喫しボギー。1アンダーで前半を折り返した。
前日の夜、組み合わせが決まった時から心臓が高鳴った。「飛び上がりました(笑)」と喜び、「朝から緊張していました」とスタート時もワクワク。大好きな選手とのせっかくのラウンド。学ぶことも多かった。
「本当に特別な時間でした。ここに出るために頑張って良かった。スイングのテンポが一切崩れない。パットのルーティンとか、スイングも球もすごいけど、(スイングに入る)動作とかも」。大きくゆったりとしたスイングでこれまでメジャー3勝を挙げてきたインジの動作にまで目を光らせた。
2ホール目からは、二人並んでフェアウェイを歩くなど会話も楽しんだ。「インジさんがたこ焼き好き、と大阪人としてはうれしかった!」と、大阪出身の西村を喜ばせるかのようなインジの言葉。そんな他愛のない話をしながらも、もちろんゴルフのほうでも食らいついた。
この日のインジはボギーなしの5バーディで西村を2打上回った。西村は得意のパッティングが決めきれずに4バーディ・1ボギーの3アンダー。スコアでは負けたが、「60台にしたかった」と最終ホールでバーディを奪い「68」にまとめた。
目標としている10位以内フィニッシュまであと少しの22位タイで最終日へ。「遠いですね」と厳しいことは分かっているが、来年大会の出場権を得られるトップ10入りを何としても果たしたい。「いちばんいいプレーをしたい」。フランス最終ラウンドは、2打差で先を行くインジに追いつき、抜き去りたい。(文・高桑均)
メジャー「アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ」
◆放送予定
7/24(日)午後7:00〜[WOWOWライブ]<最終日>
★連日生中継&WOWOWオンデマンドにて『日本人選手専用カメラ』ライブ配信
【WOWOW LPGAオフィシャルサイト】 www.wowow.co.jp/sports/lpga/
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