畑岡奈紗が上位争いに浮上 パット復調の肝は“真っすぐ” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 B・ヘンダーソン -14 2 N・コルダ -11 3 キム・セヨン -9 ユ・ソヨン -9 5 A・リー -8 S・シューバート -8 A・ティティクル -8 キム・ヒョージュ -8 C・シガンダ -8 P・デラクール -8 順位の続きを見る
畑岡奈紗が上位で決勝ラウンド進出(撮影:福田文平)
<アムンディ エビアン・チャンピオンシップ 2日目◇22日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6527ヤード・パー71>
畑岡奈紗が16ランクアップの11タイに浮上した。この日は7バーディ・1ダブルボギーの「66」スコアを伸ばし、トータル7アンダーまで浮上。残り2日間で首位との7打差を追える位置まで戻ってきた。
朝のスタートとなった畑岡は出だしから3連続バーディで上位を猛追。7番、9番でもバーディを奪い5つ伸ばして後半に入った。11番でもバーディを決めると、その時点でトップに立った。ところが13番では欲をかいたショットがトラブルに陥り、ダブルボギーを叩いてしまう。それも気落ちすることなく挑んだ16番でバーディを奪い、リーダーボードを駆け上がった。
「スタートから3連続(バーディ)で、前半はとくにショットとパットがかみ合っていいラウンドでした」。前日はスイング、パッティングともに調整しながらのプレーで2アンダー。そして、2日目はその調整が実を結び、存在感を示すことに成功した。
今の悩みは長いクラブでトップが低くなってしまうこと。縦振りでスイングをしようと素振りから縦の動きを意識してきたが、「まだ(クラブが)下から入ってくることがある」と完成形には遠い。
加えて初日はパッティングにも悩んだが、2日目にはきっかけをつかんだ。「イン・トゥ・インが強くなっているので、テークバックで真っすぐ引くように意識した」。傾斜や面が入り組んだ難解なグリーンのなかでは、少しのミスも許されない。そこでラインに乗せることに専念した。
「ミスショットがうまくピンに絡んだりもしているので、まだ自分の思ったショットで獲ったというのは少ない。こういう状況でも伸ばすことができているのはプラスに考えて良いと思う」
復調とはいえ、まだまだ伸びしろも感じている。「5アンダーまずまずじゃないかな」と、首位とは7打差。「トップとはまだ差があるので」としながらも、3日目に向けて気持ちを折り返す。(文・高桑均)
メジャー「アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ」
◆放送予定
7/23(土)午後6:30〜[WOWOWライブ]<第3日>
7/24(日)午後7:00〜[WOWOWライブ]<最終日>
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