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地元Vを狙う小祝さくらはショットに自信 グリーン上での課題克服に新パターを投入「最後のひと転がりがある」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

新兵器で悲願の地元優勝へ(撮影:佐々木啓)

大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇19日◇滝のカントリークラブ(北海道)◇6560ヤード・パー72>

1週間のオープンウィークを挟み、北の大地から後半戦に突入する国内女子ツアー。今オフに大胆なスイング改造を図った小祝さくらは「リゾートトラスト レディス」で見事、今季初優勝を飾った。地元・北海道でよく練習していたという「札幌リージェントゴルフ倶楽部」で前半戦を振り返りつつ、地元Vに向けての新兵器も披露してくれた。

さくちゃんの“きつねダンス”

昨シーズン5勝を挙げた小祝だが、21年の秋以降、“チーピン癖”に悩んでいた。「オフに思い切ってスイング改造しました。今年の前半戦はショットの安定感が良かったです。パターがなかなか入ってくれなくて、苦しんだところもありましたが、ショットの安定感が優勝につながったと思います」。プロ入り後、ドローを持ち球に6勝を挙げてきたが、今年は逆にストレートに近いフェード系を持ち球に変えている。

改造したのは思い切ってスイング軌道を変えた点だ。昨年まではインから下ろしてドローを打っていたが、頭を残す意識で打っていると手首が返ってしまいチーピンが出る。思い切ってスライスを打つイメージへと大きく変えたという。

「壁を作る意識はなく左足が開いてもいいので、体を回していってアウトサイドインの軌道に振るイメージです。左手甲もそのまま目標に出していく感じです。そうやってスライスを打っていたら、弾道が安定するようになりました」。実際にはアマチュアのスライサーのようなカット軌道になっているわけではないが、悩みのチーピンが出なくなりショットの安定感に自信をつけた。

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