北欧が生んだスター候補 V・ホブランがノルウェー勢初の全英制覇を目指す | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 C・スミス -13 2 C・ヤング -11 3 V・ホブラン -10 R・マキロイ -10 5 D・ジョンソン -9 6 S・シェフラー -8 T・ハットン -8 8 S・ティーガラ -7 A・スコット -7 T・グーチ -7 順位の続きを見る
ノルウェーのエースが本領発揮 V・ホブランが狙うは全英初の快挙(撮影:福田文平)
<全英オープン 2日日◇15日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>
2日目の午後スタートの組では、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)が「66」とスコアを6つ伸ばしてリーダーボードを駆け上がった。決勝ラウンドは3位タイで迎え、首位キャメロン・スミス(オーストラリア)を射程圏内の3打差で追いかける。
ビクトル・ホブラン、2022年のドライバースイング【連続写真】
4アンダーでスタートしたこの日。ホブランは4番、5番で連続バーディを獲り、7番と10番でもさらにスコアを伸ばす。しかし、後半に入ると11番と13番でボギーを叩き、勢いに陰りが見えたと思われた。
だが、14番でバーディを奪取して息を吹き返すと、次の15番、440ヤードのパー4では圧巻のショットを披露する。ティショットが左に流れてラフに落ち、ピンまで139ヤードが残った。アイアンを握ったホブランが放ったボールは、難しい位置に切られたピンポジションをあざ笑うかのように、その数メートル手前右に落ちる。傾斜に流されるように転がったボールはカップに吸い込まれていった。
聖地を訪れたファンは悲鳴のような歓声を上げ、一方の当人は人差し指を上下させてキャディにチップインイーグルだったことを仕草で知らせた。
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