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松山英樹が何度も挑戦 中嶋常幸が語る17番の“トミーズ・バンカー”の難しさ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

松山英樹も入念に確認するトミーズ・バンカー その難しさをトミー本人が解説(撮影:福田文平)

全英オープン 事前情報◇10日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>

ゴルフの聖地には、これまで何度もドラマが生まれてきた。有名な物語のひとつは、17番のパー4で1978年に起きた。当時まだ若手だった中嶋常幸が首位タイで迎えた大会3日目の17番。ここで『9』を叩き、一気に優勝争いから脱落した。

“トミーズバンカー”誕生の瞬間 中嶋常幸が『9』を叩いたシーン【写真】

17番は右ドッグレッグの名物ホール。ティショットで右側のオールドコースホテルを越えていくのだが、2打目以降もプレッシャーがかかる。グリーンは横に長く、奥には救済を受けられない道路が待ち受けるため、手前から攻めたいのだが、その手前にも罠が潜む。それが、“トミーズ・バンカー”だ。

トミーとは中嶋の海外での愛称。この手前のバンカーに入れてしまった中島は、ここで脱出に4回を要し、不名誉ながらも自身のあだ名がバンカーにつけられるという今となっては名誉な出来事となったのだ。

今年もそんなトミーズ・バンカーは健在。10日(日)に練習ラウンドを行ったタイガー・ウッズジャスティン・トーマス(ともに米国)はもちろん、松山英樹も練習を行った。松山は何度もグリーンサイドにそびえたつ高いアゴをクリアしようと試みるも失敗。アゴから離れて後ろに下がり、ようやく脱出できた。

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