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ツアー通算4勝、9季連続シードの菊地絵理香【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

菊地絵理香が34歳に(撮影:米山聡明)

きょう7月12日には、ツアー通算4勝を挙げている菊地絵理香の34歳の誕生日。今月行われた「資生堂レディス」で、2位タイに入り、史上23人目の生涯獲得賞金6億円を突破。あす13日(水)は、30歳以上の女子プロゴルファーが出場する9ホールのペアマッチ「KURE LADY GO CUP」に出場予定だ。

菊地絵理香と夫でプロキャディの新岡隆三郎氏【写真】

北海道苫小牧市出身。ティーチングプロの父の影響で、姉・明砂美とともに小さい頃からゴルフが身近にある生活を送っていた。14歳で本格的にゴルフを始め、高校は名門・東北高校に進学。1学年上の原江里菜、有村智恵らとともに技術を磨いた。1、2年時は「全国高等学校ゴルフ選手権」の団体で優勝、3年時には団体と個人、また1、3年時には「東北ジュニア」で優勝している。プロのトーナメントでも2年時に、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でローアマに輝いている。

08年のプロテストに合格。その後はなかなか勝てない日々が続いたが、15年の「KKTバンテリンレディス」で優勝。プロ8年目にしてようやくカップを手にした。16、17年にも1勝ずつ挙げ、国内を代表するトッププロへと成長。人気も高く、大会では多くのギャラリーを引き連れてプレーする。過去には1日店長としてウェア契約しているショップのイベントに参加した際、通常の3倍の売り上げを記録したこともある。

19年12月にプロキャディの新岡隆三郎氏と結婚。21年6月の「アース・モンダミンカップ」では、最終日に同組で回った上田桃子のキャディをしていた夫の前で、4年ぶりの通算4勝目を飾った。その際には、「結婚してからゴルフに対する考え方が変わった」と話し、「調子が上がらなくなると、さらに悪い方に考えてしまって。『まだまだ若い子に負けないわ』とかも思えないし、自分のなかでは強くなって、それで最後いい形で終われたらいいと思っています」と、心中を明かしている。

過去4勝はすべて逃げ切り勝利で「してみたいとずっと思っている」という自身初の逆転優勝に挑んだ今季の「資生堂レディス」では、最終日に3打差の5位タイからスタート。優勝とはならなかったものの、2位タイに入り生涯獲得賞金6億円を突破した。「そんなに残っていないのでイメージも沸かないです」と冗談めかして笑ったが、12年に初シードを獲得してから9季連続でシードを守り続けている。主要スタッツ見ると、飛び抜けた数字はないものの、悪いものもない。ゴルフ全体のスキルの高さがうかがえる。

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