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2017年に現役引退 清田太一郎が予選会突破で5年ぶりツアー出場へ「優作とヒロシと同じ土俵に立てるのは嬉しい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 梶村夕貴 -12 2 安森一貴 -12 3 吉田泰基 -10 4 大西魁斗 -10 5 比嘉拓也 -8 6 田中章太郎 -8 7 近藤啓介 -8 8 薗田峻輔 -7 9 菊田奨 -7 10 小木曽喬 -7 順位の続きを見る

5年ぶりに“ツアー復帰”を果たす清田太一郎 天才ぶりは健在だった

5年ぶりに“ツアー復帰”を果たす清田太一郎 天才ぶりは健在だった(撮影:ALBA)

<第89回日本プロゴルフゴルフ選手権予選・決勝大会 最終日◇東条の森カントリークラブ・東条コース(兵庫県)◇7426ヤード・パー72>

国内男子ツアー「日本プロゴルフ選手権」(8月4〜7日)出場権をかけた2日競技の予選・決勝大会の最終ラウンドが行われた。2017年にツアーを退いた清田太一郎がこの日「67」をマークして、トータル5アンダー・22位で本戦の切符を手にした。ツアー出場は17年の「マイナビABCチャンピオンシップ」以来となる。

ツアーでプレーしていた11年前の清田太一郎【写真】

現役引退後は実家が営む運送業を継いでいる清田。5年ぶりのツアー出場を決めると「仕事を休めるか心配ですよ(笑)」と白い歯を見せた。熊本県出身の清田は、ジュニア時代から宮里優作らとしのぎを削り、数々のタイトルを獲得するなど“九州の怪童”と呼ばれた。01年の「全米アマ」でベスト8にも入った経験を持つ。03年にプロ転向すると、ツアー優勝こそなかったものの長年ツアーの一線で活躍。しかし股関節などの故障に苦しみ、宮里が賞金王を獲った年に現役引退を決意した。

ゴルフクラブを置いてからは、大型免許取得など2年間は業務に奔走。最近では付き合いで月に1〜2回ラウンドする程度だ。「ツアー復帰を目指したわけではないんですけど…」としながら、今年3月に1次予選にエントリー。3位タイで決勝大会にコマを進めた。

「みんなが仕事をしているときに休みをもらっています。“落ちて当たり前”みたいな雰囲気では来たくなかった。そんなに甘くないと思っていましたが、ちゃんと自分のできる範囲でベストを尽くせたらいいかなと」。今予選に向けて仕事終わりに1日50〜60球ほどボールを打ったり、ラウンドの数を週1回に増やして準備を進めてきた。「強すぎるスパーリングパートナー」という同郷の後輩で現役シード選手の永野竜太郎とのラウンドでツアープロの感覚を磨いた。

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