LIVゴルフでも活躍する香妻陣一朗が28歳に（撮影：佐々木啓）
きょう7月7日は、香妻陣一朗28歳の誕生日。今年の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」でツアー2勝目を挙げ、「LIVゴルフ」にも参戦。先週行われた第2戦で6位に入り、賞金80万ドル（約1億800万円）を獲得した。第1戦で得た賞金も合わせると約1億4,000万円となり、日本ツアーで10年間に稼いだ2億660万円の約7割を2試合で稼ぎ出し、話題となっている。
2歳の頃からクラブを握った。横峯さくらの父親である良郎氏主宰の「めだかクラブ」に入り、女子ツアーで活躍する姉・琴乃とともに腕を磨いた。日章学園の3年時には「九州アマ」で優勝。「日本アマ」3位などの実績を残し、松山英樹らとともに「世界アマ」の代表に選ばれた。
2012年にプロ転向。16年には「マイナビABCチャンピオンシップ」で自身初のトップ10となる4位に入り、初の賞金シードを獲得。18年の「中日クラウンズ」2日目には「61」をマークするなど爆発力を見せつけたが、同年は約63万円差でシード落ち。19年は22試合中19試合で予選通過と安定感を発揮し、33位で賞金シードに返り咲いた。20年、「三井住友VISA太平洋マスターズ」でツアー初優勝。2020-21シーズンは安定したプレーを見せ、賞金ランキングは自己最高の8位に入った。
22年は公私ともに充実した時間を送っている。4月の「東建ホームメイトカップ」でプレーオフを制して2勝目を挙げると、3月15日にモデルの武井玲奈さんと入籍していたことをSNSで報告。5月には自身初となる海外メジャー「全米プロ」に出場した。予選通過とはならなかったが、「全米オープン」の最終予選会を突破し、メジャー2戦目の切符を獲得。6月には新リーグ「LIVゴルフ」参戦を果たした。
プロゴルファーでは、早くからYouTubeチャンネルを開設し、このことがきっかけで、日本初開催となった米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の大会アンバサダーに就任。同時に本戦への推薦出場も果たした。現在のチャンネル登録者数は3.34万人。練習ラウンドの様子やレッスン、近状報告などを配信している。
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