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LIVゴルフ出場の欧州ツアーメンバー 罰金&出場停止処分の撤回がなければ法的措置へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

LIV第2戦に出場している(左から)マーティン・カイマー、リー・ウェストウッド、セルヒオ・ガルシア(撮影:GettyImages)

DPワールド(欧州)ツアーはLIVゴルフに出場している選手に罰金を課し、試合出場停止処分をすると発表しているが、これに対してLIVゴルフに参戦しているツアーメンバーが欧州ツアーに「処分の撤回」を求めて文書を送った、と英テレグラフ紙が伝え、複数の米メディアも報道している。

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欧州ツアーはLIVに出場している選手に「10万ポンド(約1630万円)の罰金」と、米国男子ツアーとの共催で行われる「ジェネシス・スコットランド・オープン」(7月7〜10日)、同週の「バーバゾル選手権」、「バラクーダ選手権」(7月14〜17日)の3試合の出場停止を行うことを、すでに発表している。

この文書には、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、リー・ウェストウッドイアン・ポールター(ともにイングランド)ら、LIVゴルフ出場している欧州ツアーメンバー16名が名を連ねたとされている。「処分の撤回」の期限は、ロンドン時間7月1日の午後5時(ロンドン時間)まで。撤回されない場合は「法的措置」に出るとされた。

これに対して欧州ツアー会長のキース・ペリー氏は1日、「処分に変更はない」と回答を発表した。ペリー会長は「多くのメンバーが欧州ツアーをとても大事に思っていて、こちらのツアーにも出場したいというが、過去5年間の彼らの出場試合数をみると、ロレックスシリーズで4〜6試合しか出ていない選手もいる。このような発言にとても驚いている」と話した。さらに、「ポートランドに参戦している選手の中には、今週のアイルランドオープンへの出場も確約していた選手もいる」とグレアム・マクドウェル(北アイルランド)を非難した。

「これはシンプルにメンバー規則に沿ったもの。彼らはツアーの許可なしにLIVゴルフ出場を決めた」として、罰金の支払い期限は7月8日、今後法的措置がとられた場合のコメントはしないとしている。

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