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4月のWHS導入後、JGAハンディキャップ取得者数が2.5万人増加! 年度末までに72万人を超える!?【ゴルフ最前線】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

会員権を持たないゴルファーにもハンディキャップが身近になってきた(撮影:ALBA)

20年から施行されていた世界統一の『ワールドハンディキャップシステム』(WHS)が、今年の4月1日から日本でも導入されていることをご存知だろうか。「えっ!? 知らなかった」とか、「ハンディキャップがなくてもゴルフはできるでしょ?」という人が多数派かもしれない。ただ、日本ゴルフ協会(JGA)によれば、確実にハンディキャップインデックス取得のゴルファーは増えているとのこと。今回は改めてWHSについて紹介する。

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競技ゴルフに興味がない人でも、友人や知人とラウンドする際にスコアを競うことぐらいあるだろう。スクラッチ勝負なら問題はないが、仮にハンディのやり取りが合った場合、基準があるといいのは間違いない。アベレージゴルファーだと近々のラウンドで100を切ったとか、100を叩いたといっても、コースの難易度や天気などによってスコアは大きく変動する。Aゴルフ場で100を叩いても、Bゴルフ場では90台前半をマークすることなんてよくある話だし、もちろん逆のケースもある。

そんな不公平さを一気に解消し、しかも世界基準にまで引き上げたのがWHSなのだ。これは、コースレーティングやスロープレーティングによって個人のハンディキャップを算出するだけでなく、これまでバラバラだった世界6団体のハンディキャップインデックス算出法を統一。まさに、性別、年齢、国籍を問わず、世界中どこででも通用するハンディキャップインデックスとなった。

日本ではそのシステムを今年の4月から導入。これまではハンディキャップインデックス取得のために5枚のスコアカードを提出しなければいけなかったが、それが54ホール分(実質3ラウンド分)に軽減された。しかも、ハンディキャップインデックスの上限が男女一律で54.0にまで引き上げられたので、120以上叩くゴルファーでも自分の技量に合ったハンディキャップインデックスが取得できるようになったのだ。さらに、取得後はコースをラウンドした翌日には新たなハンディキャップインデックスに更新されるようにもなった。

常に新しい数字を確認できるため、ハンディキャップインデックス取得者同士ならより公平な勝負になるというわけだ。ハンディキャップインデックスを取得する手段はいろいろあるが、会員権を持たない、月イチゴルファーなら、JGAの個人会員になるか、JGAが認めた組織、団体の会員になるのがお勧めだ。どちらも入会金無料、年会費2400円というのが相場だが、中には楽天GORA/JGAハンディキャップ倶楽部や、Reginaハンディキャップ倶楽部のように、入会金、年会費ともに無料のケースもある。

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