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「グリーンに乗せないと」M・フィッツパトリックが勝利を決めたバンカーショット J・ニクラス以来の快挙でメジャー初V | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 M・フィッツパトリック -6 2 S・シェフラー -5 W・ザラトリス -5 4 松山英樹 -3 5 R・マキロイ -2 C・モリカワ -2 7 A・ハドウィン -1 K・ブラッドリー -1 D・マッカーシー -1 10 G・ウッドランド 0 順位の続きを見る

最後のピンチを乗り越え、メジャー初制覇を遂げた

最後のピンチを乗り越え、メジャー初制覇を遂げた(撮影:GettyImages)

全米オープン 最終日◇19日◇ザ・カントリークラブ(米マサチューセッツ州)◇7264ヤード・パー70>

同組でプレーするウィル・ザラトリス(米国)とすでにホールアウトしていたスコッティ・シェフラー(米国)のふたりに1打差をつけ、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)は単独首位で18番を迎えた。だが、ここでピンチは訪れた。

こんな状況でした【写真】

ティショットを左に曲げて、ドーナツ型のフェアウェイバンカーにつかまった。浮島に阻まれ、ピン方向は狙えないという状況。一方のウィルはフェアウェイからの128ヤードのアプローチを残していた。

「グリーンに乗せなければならないと思った。グリーンに乗せられれば、ここでパーを獲れれば、ウィルにプレッシャーを与えることができる」。そのような気持ちで打った2打目は、フェードの軌道を描き、その言葉通り、グリーンを捉えた。

こん身の一打だった。「正直に言うと、今年苦労していることのひとつに“フェアウェイバンカー”があったんだ。あの状況はピン方向に打てなくて、左を狙うしかなかった。もしピンに真っすぐ打てていたら、グリーンをオーバーしていたかもしれない。すごかったよ」。ピン左奥の5.5メートルにオン。ウィルも「全米オープンの歴史に残る」と称賛の言葉を贈るしかないほどの、完璧なショットだった。そしてウィルの2打目はマシューのやや内側、カップまで4メートルについたが、続くバーディパットは左を抜けた。

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