「この場にいるだけで幸せ」 杉山知靖がかみしめる全米の地 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
初の海外メジャーに挑む杉山知靖 胸を借りるつもりで世界の強豪に挑む(撮影:GettyImages)
<全米オープン 事前情報◇14日◇ザ・カントリークラブ(米マサチュセッツ州)◇7264ヤード・パー70>
「この場にいられることが楽しい。雰囲気がうれしい。幸せです」
そう言って顔をほころばせたのは、29歳の杉山知靖だ。昨年の国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」でツアー初優勝を挙げて飛躍。先月行われた日本最終予選会を首位で突破し、今大会の出場権をつかみとった。
自身初の海外メジャー。杉山にとっては、未体験のことばかりだ。「フェアウェイがグリーンみたい。しっかりダウンブローに入れていかないと(フェアウェイに)弾かれてしまう感覚がある。グリーン周りのラフがすごいのでそこがポイント。対応力が必要」と、メジャー仕様のコースにアジャストしようと入念に調整した。
その練習ラウンドでは、トミー・フリートウッド(イングランド)、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)ら欧州の名手ふたりとともにプレー。「(アイアンの弾道が)高いので、みんな(ボールが)止まる。モリナリとか飛ばないのにやっぱりゴルフが上手いなあ、と」。世界トップランカーのテクニックに圧倒された。
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