• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 堀琴音が“5パット”トリプルボギーからのカムバック 「落ち込んだというよりも悔しい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

堀琴音が“5パット”トリプルボギーからのカムバック 「落ち込んだというよりも悔しい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 藤田さいき -10 2 工藤遥加 -7 セキ・ユウティン -7 4 小祝さくら -6 林菜乃子 -6 稲見萌寧 -6 リ・ハナ -6 8 上田桃子 -5 永峰咲希 -5 堀琴音 -5 順位の続きを見る

堀琴音は悪夢からカムバック

堀琴音は悪夢からカムバック(撮影:福田文平)

<宮里藍サントリーレディスオープン 2日目◇10日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6527ヤード・パー72>

18番パー4は激しい打ち下ろしで、グリーン左手前には大きな池が構えている。大会初日、リーダーボードの堀琴音の18番に“四角”がついた。しかもこれはダブルボギーではなく、塗りつぶされた四角、つまりトリプルボギーだ。

こっちゃん、姉のなっちゃんと2ショット

池につかまってのことなのかと思いきや、まさかの「5パット」によるもの。手前から30ヤードという右奥に切られたピンに対して、堀の2打目は右手前に2オン。「20メートルないくらい」だったが、バーディパットが6メートルオーバーすると、パーパットも1メートル強のオーバー。「ボギーでは上がれたかなと思うけど…」とボギーパットも強く打ってしまい、続く1.5メートルはカップに蹴られた。“行ったり来たり”を繰り返して、5回目のパットでボールはやっと、カップに沈んだ。

「人生初といいたいけど、実は2回目なんです(笑)」。1日経ってこのエピソードを詳しく話してくれたが、笑い話になったようだ。「“落ち込んだ”とうよりも、“悔しい”でした」。トリプルボギーで最終ホールを終えても1アンダーで終えることができたことにはホッとしたが、『終わり良ければすべて良し』のまさに逆。「悔しくてぜんぜん眠れませんでした」と、布団に入ってからも2時間ほどは寝つけなかったという。

だが、翌日まで引きずることはなかった。「最初オーバーしたのはわたしのミスですけど…」と前置きしながら、5パットの“感触”は悪くなかったからだ。2日目スタートホールの10番では、奥のカラーから15メートルをカップをオーバーさせるように狙うことができ、返しの1.5メートルを決めた。「フィーリング的には悪くないんだな」と、前日のことはまるでなかったかのように、切り替えた。

関連記事