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アイアンがぶ厚い当たりに! スイングマニア植竹希望の「右手が使えない」練習法 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

通常は両手とも小指がグリップエンド側に来るように握るが、『右手“上手”打ちドリル』では、右手をひっくり返して上から握る(撮影:福田文平)

今季ツアー初優勝を挙げた植竹希望といえば、ジョン・ラーム(スペイン)のようなコンパクトで速い切り返しと、セルヒオ・ガルシア(スペイン)のような深いタメを併せ持つ美しいスイングの持ち主。そんな植竹が、アイアンショットの精度を高めるために実際に行っている練習法が、ゴルフ雑誌ALBA845号に掲載されている。

本当にできるの? 植竹希望が『右手“上手”打ちドリル』をやってみた!【連続写真】

「アイアンショットで厚い当たりを手に入れるためにはどうすればいいか。そこで考えたのが、『右手“上手”打ちドリル』です。使用するのはピッチングウェッジ。左手は普通に順手でグリップしますが、右手はひっくり返して、左手の親指を包むように上からかぶせてグリップします。この握りでフルスイングしてボールを打つのです」

植竹希望は米国男子ツアーのトップ選手たちのスイング動画を研究しているスイングマニア。右手が強いとスイングの再現性が下がるため、このドリルを思いついたという。「こうすると、右手が使えずロックされるため、体の回転と左手のリードでスイングできるようになります。右方向に高いボールが出れば、ややダウンブロー軌道で打てている証拠です」。

これで本当に上手く打てるのか? 練習法のコツをもっと詳しく聞いてみると、「下半身から切り返すことも大事です。上体から打ちにいくとカット軌道になり、薄い当たりのコスリ球が出やすい。具体的には、トップからはクラブを置いてくる意識で左足から踏み込むと、手元を低く保ったままインパクトできるようになりますよ」と教えてくれた。

『右手“上手”打ちドリル』でフルスイングが難しい人は、まずは小さな振り幅で下半身から切り返す感覚をものにしたい。ボールを押し込む厚い当たりが体感できれば、自分史上最高のアイアンショットが打てるはずだ。

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