プロテスト前の貴重な経験 高木優奈は涙で訴え「来年また出たい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
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Pos 選手名 Sco 1 M・リー -13 2 M・ハリガエ -9 3 C・ヘジン -7 4 コ・ジンヨン -6 5 L・コ -5 6 A・ノルドクビスト -4 B・ロー -4 8 N・コルダ -2 L・マグワイア -2 M・カン -2 順位の続きを見る
高木優奈は大叩きにも来年のリベンジ誓う(撮影:ALBA)
<全米女子オープン 最終日◇5日◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638ヤード・パー71>
耐えきれずに涙を流した。日本で行われた最終予選会を通過し、はじめて出場した大舞台。高木優奈は決勝ラウンド2日間で「77」、「84」と大きく崩れ、トータル19オーバーの69位タイ。2日目を3アンダーとし予選突破を果たした喜びは、悔しさへと変わってしまった。
1998年度生まれで黄金世代の一角。2017年からプロテストに挑戦しながら昨年の11月にも4度目の受験に失敗。昨シーズンまでは単年登録選手としてツアーに出場できたが、基本的に正会員しかツアー出場できない規定に変更となり、戦う場を失った。今年の11月に再度プロテストを受けることになる高木にとって、今大会は「プロテストに落ちていなかったら予選会を受けていなかった」と、意外な出場理由を明かした。
仮にプロテストに合格していれば「ステップアップツアーとレギュラーツアーで頑張っていこうという、日本でいいだろうという考えだった。でも時間ができたので」。プレーの場を失われたことによって予選会挑戦を決意。経験を積める場として挑んだ世界最高峰の大会で、予選通過をしてみせた。
「予選は持っているものだけで、うまくいけば予選通過できるということは証明できたかなと思うんですけど、メジャーの決勝ラウンドのセッティングは、まだまだ私の技術だけでは足りない部分がすごく多いと感じた」
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