石川遼から見た、49歳・片山晋呉の「70」 トップ選手であり続けるために必要な2つの能力 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 A・クウェイル -12 2 片山晋呉 -8 B・ケネディ -8 小林伸太郎 -8 大岩龍一 -8 6 T・ペク -7 7 石川遼 -6 M・ヘンドリー -6 清水大成 -6 久常涼 -6 順位の続きを見る
ホールアウト後に健闘を称えあった片山晋呉(左)と石川遼(撮影:上山敬太)
<〜全英への道〜ミズノオープン 3日目◇28日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7461ヤード・パー72>
成績上位4人に海外メジャー「全英オープン」の出場権が与えられる今大会。トータル6アンダーの7位タイで決勝ラウンドに進んだ石川遼は3日目、3バーディ・3ボギーの「72」イーブンパーのプレーで、トータル6アンダー・7位タイを維持した。
前半5番でグリーン右手前ラフからのピッチエンドランのアプローチが入り、チップインバーディを先行させる。だが、後半に入り11番で15メートルから3パットでこの日初めてのボギーを喫すると、13番、14番でパーオンできずに連続ボギー。一時はトップ20からも外れたが、17番で3メートルのバーディパットを決めると、最終18番パー5では左手前のバンカーから1メートルに寄せてバーディ締め。なんとかパープレーでまとめた。
その一方で、同組で回った49歳の片山晋呉が魅せた。出だしの1番、4メートルを沈めてバーディ発進とすると、3番、6番でもスコアを伸ばして後半へ。11番ではおよそ10メートルから3パットのボギーとしたが、それ以外はパーを並べ続けた。同じ6アンダーから3日目をスタートさせて、スコアを伸ばせなかった石川に対し、片山は「70」をマーク。トータル8アンダーで2位タイに順位を上げた。
「本当にすごい方です。自分はまだまだ。とことんリスクを排除して淡々とプレーしていたし、ショットの精度も高いです」。21年7月「日本プロゴルフ選手権大会」以来、これで26回目となった同組ラウンドだが、いまだに学ぶことばかりだ。
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