44歳・近藤智弘、『59』の裏にあった「線を合わせるか合わせないか」問題 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 今平周吾 -22 2 近藤智弘 -22 大槻智春 -22 4 B・ケネディ -21 比嘉一貴 -21 6 大西魁斗 -20 7 池田勇太 -19 8 G・チャルングン -18 清水大成 -18 10 和田章太郎 -17 順位の続きを見る
近藤カスタムの赤いラインが入った『ホワイトホットOG 2ボールブレードTOUR LINED』 黄色いボールは「見えなくなって」昨年から使用している(撮影:ALBA)
<ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 最終日◇22日◇取手国際ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6804ヤード・パー70>
アベレージゴルファーなら1度は70台で回ってみたいと思うもの。それがプロになると、夢のスコアは50台。これまで国内ツアーでは、倉本昌弘、石川遼、キム・ヒョンソン(韓国)の3人しか達成していなかった偉大な記録だが、先週のトーナメントでなんと2度の「59」が達成された。
近藤智弘はボールの線とパターの線を合わせて「59」を達成!【写真】
大会初日に池田勇太が「59」をマーク。そして、最終日には44歳の近藤智弘が最終18番でバーディを奪って60切りを達成。「もうビックリしたよ。本当に! 59って人生の記録だから」と喜びを爆発させた。
近藤のツアーでのベストスコアは「62」だった。スタートの1番で「3メートルくらいのパーパットが入って、そこからもう自信がある感じ」と波に乗った。続く2番では3メートルのバーディパットを決めると、4、5番は連続バーディ。そして、9番から14番までは驚異の6連続バーディを奪った。最終日は首位と8打差の18位タイでスタートしながら、一気にリーダーボードを駆け上がってきた。
17番で「ワンピンちょっと」のバーディパットを沈めて、ついに一日で10アンダーの大台に乗せる。最終ホールがバーディなら「59」が出る。「夢の50台があるなと思った。もう最後はワンチャンス、バーディがこないかなと(笑)。だからウワーッて感じで一人で盛り上がってた」。クックックックと笑顔が止まらない。
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